全国の名店を食べ歩いているブロガーの私ですが、今回は麻布十番にある焼き鳥の名店「鳥匠いし井ひな」を再訪してきた際のリアルな体験記をお届けします。
一度訪問して感動したお店であっても、「2回目の訪問でも1回目の感動を超えられるだろうか?」「名店と言われる焼き鳥の火入れやコース全体の雰囲気は、実際どうなっているんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。実は私も行く前は同じことが気になっていました。初回で期待値が上がり切っているからこそ、2回目のハードルはどうしても高くなってしまうものですよね。
結論から申し上げますと、2回目の訪問は前回の感動を確信へと変えてくれる、まさに「再訪する価値」を強烈に感じさせる至高の時間でした。2025年11月に訪れた際の記録をもとに、当日撮影した35枚の写真の中から厳選した描写とともに、この名店の凄みを余すところなくお伝えします。
「鳥匠いし井ひな」の店舗基本情報
麻布十番駅から徒歩圏内、南麻布の落ち着いた閑静なエリアに店を構えています。食べログでも4.11という非常に高い評価を獲得している、東京を代表する鳥料理・焼き鳥の名店です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 鳥匠いし井ひな |
| ジャンル | 焼き鳥、鳥料理 |
| 所在地 | 東京都港区南麻布1-27-7 クリフサイドビル 1F |
| 最寄駅 | 麻布十番駅 |
| 予算の目安 | ¥15,000~¥19,999 |
| 食べログ点数 | 4.11 |
| 訪問時期 | 2025年11月 |
※掲載している料金や店舗情報は訪問時のものです。変更となる場合がありますので、訪問前に必ず公式サイトや食べログ等で最新情報をご確認ください。
再訪で確信した異次元の完成度!コースの全貌と食レポ
店内に入ると、洗練された心地よい緊張感と“気”の良さが漂っており、これから始まるコースへの高揚感が高まります。前回の味が忘れられず期待を膨らませて伺いましたが、その期待を軽々と飛び越えていく一串一皿が待っていました。
極上のコースの幕開け:滋味深い特製スープ
コースのスタートを飾るのは、温かい鶏のスープです。一口含むと、思わず目をつむってしまうほどの旨味の層が口いっぱいに広がります。鶏本来の滋味深さと芳醇な香りがまっすぐに立ち上がり、余計な装飾や誤魔化しが一切ありません。
シンプルでありながら実に奥行きが深く、「あぁ、またこの店に帰ってきたな」と自然に身体が反応して緊張がほぐれていくような、不思議な安心感に包まれました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
圧巻の火入れ!素材の個性を引き出す絶品串
「鳥匠いし井ひな」の真骨頂は、何と言ってもその絶妙な火入れの技術にあります。どの串も部位ごとの個性が極限まで引き出されており、焼き師の圧倒的な技術と素晴らしい仕入れのこだわりがひしひしと伝わってきます。
まずはささみ。表面は絶妙に火が通りつつも中は実にしっとりとしており、口の中で繊維がほどけるように柔らかく解けていきます。上に添えられた生姜の爽やかな香味が、ささみ自体の繊細な甘みをより一層引き立てていました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
続いて差し出された皮は、香ばしい表面のパリッとした食感と、噛んだ瞬間に溢れ出すジューシーな油脂感のバランスが見事すぎます。噛みしめるほどに鶏の濃密な旨味が溢れ、口の中が多幸感で満たされます。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
そして食感のアクセントとして存在感を放っていたのが砂肝です。角が立ったキレのある歯ざわりの後に、ギュッと凝縮された濃い旨味が追いかけてきます。コースの序盤から中盤にかけて、心地よいリズムを生み出してくれる重要な一本でした。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
数ある串の中でも特に心を掴まれたのが、焼き鳥の王道とも言えるねぎまです。大ぶりな肉の力強いコクと、じっくり火が通ることで引き出されたねぎの濃厚な甘みが見事に一体化しています。単なる定番品ではなく、「本当の技術がある名店が焼くと、ねぎまはここまで美味しくなるのか」と感嘆させられる凄みがありました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
さらに圧巻だったのが手羽先です。じっくりと焼き上げられた皮目の香ばしさと、溢れんばかりの肉汁を蓄えたジューシーな肉質の対比が素晴らしく、添えられた調味がその旨味を極限まで引き立てています。香ばしい炭の香りが鼻を抜け、一口噛むたびに深い幸福感に包まれました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
名脇役にとどまらない!一品料理と野菜串の構成美
串の合間に提供される一品料理や野菜串も、コース全体の完成度を一段上のレベルへと引き上げています。決して単なる箸休めではなく、鶏肉の旨味を引き立てる美しい構成要素となっています。
一品料理として登場した蓮根の揚げ物は、衣と蓮根のサクッとした軽い食感が心地よく、それでいて素材自体の旨味がギュッと濃縮されていました。食感の楽しさと味の濃さが両立した、唸らされる一皿です。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
また、コースの中で組み込まれるにらやねぎなどの野菜串も秀逸でした。じっくりと丁寧に焼き上げられることで野菜が持つ本来の甘味と香りがぐっと引き出されており、ジューシーな鶏肉との間に心地よい緩急とリズムを生み出してくれます。この計算し尽くされた流れは、まるで高級フレンチのコースを味わっているかのような構成力です。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
至福の締め:彩りと香りが広がる名物「土鍋ご飯」
コースの最後を締めくくるのは、「鳥匠いし井ひな」の象徴とも言える特製の土鍋ご飯です。
スタッフの方が目の前で土鍋の蓋を開けた瞬間、香ばしく出汁の効いた湯気が一気に立ち上り、客席を幸せな香りで包み込みます。鍋の中には、銀杏の鮮やかな黄色、里芋の優しい質感、そしてたっぷりの鶏そぼろが彩り豊かに盛られており、目で見ても楽しませてくれます。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
茶碗に装われたご飯を一口いただくと、米一粒一粒にしっかりと弾力があり、噛むたびに鶏出汁の滋味深い旨味が広がります。非常に贅沢な仕上がりでありながら、味わいは優しく身体にすっと染み渡るため、コースをしっかり食べた後でもすんなりと完食できてしまいました。まさにコース全体を完璧に締めくくってくれる至高の逸品です。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
実際に訪問して感じた「正直な感想」
2回目の訪問を終えて、私が正直に感じた良かった点と気になった点をまとめました。
良かった点
- 2回目の訪問でも前回の感動を軽々と超えてくる、ぶれない味と圧倒的な火入れの技術。
- 串ものだけでなく、一品料理や野菜串、締めの土鍋ご飯に至るまでコース全体の構成美が見事。
- 部位ごとに計算し尽くされた仕込みと調合により、鶏肉の魅力を最大限に堪能できる。
- 店内の雰囲気が良く、接客や全体の“気”の良さも含めて素晴らしい食体験が得られる。
気になった点(注意点)
- 麻布十番という立地や最高峰のクオリティゆえ、予算(¥15,000〜¥19,999)は焼き鳥としては高級な部類に入ること。
- 全国から美食家が集まる超人気店のため、予約の難易度が非常に高く、思い立った時にすぐ訪問するのは難しいこと。
これから行く人への予約・訪問アドバイス
「鳥匠いし井ひな」は食べログ4.11という全国屈指の高評価店であるため、予約をとるのが容易ではありません。訪問を検討されている方は、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
- 予約サイトの定時チェック:OMAKASEなどの予約プラットフォームや店舗の案内を定期的に確認し、予約開放日を事前に把握しておきましょう。
- キャンセル待ちの活用:直前のキャンセル枠が出ることもあるため、こまめに空席情報を確認するのも有効です。
- 最新情報の事前確認:季節や仕入れによってコース内容や料金、営業時間が変更される場合があります。訪問前には必ず公式サイトや食べログで最新の情報を確認してください。
まとめ:焼き鳥の枠を超えた食体験。絶対に再訪すべき名店!
「鳥匠いし井ひな」への2回目の訪問は、前回の感動が奇跡ではなく、圧倒的な技術とこだわりによって支えられた確固たるものであると確信させてくれる素晴らしい夜となりました。
完璧な火入れによって生まれる絶品串の数々、滋味深いスープ、フレンチのように計算されたコース構成、そして感動的な締めの土鍋ご飯。どれをとっても「焼き鳥」というジャンルの枠を超え、明確に一段上のステージにある食体験を提供してくれます。
予算は1人あたり15,000円〜20,000円程度と決して安くはありませんし、予約のハードルも高いですが、それらを差し引いても「心の底から行ってよかった」と心から思える名店です。退店した直後から「次はいつ伺おうか」と次の訪問を夢見てしまうほど魅力的でした。特別な日の食事や、本当に美味しい焼き鳥を味わいたい方に、自信を持っておすすめします。
お店の最新情報と出典
鳥匠いし井ひなの営業時間・定休日・メニュー・料金は変更されることがあります。訪問前に必ず食べログの店舗ページや公式サイトで最新の情報をご確認ください。本記事は筆者が実際に訪れたときの感想であり、感じ方には個人差があります。
- 店舗情報の出典:鳥匠いし井ひな – 食べログ
- 写真・口コミの出典:筆者本人が投稿した食べログの口コミ(lala75)
- 地図の出典:Google マップ
