日本最高峰の天ぷら店として、国内外の食通から圧倒的な支持を集める銀座の「てんぷら 近藤」。全国の名店を食べ歩いている私にとっても、ずっと憧れ続けていた特別な一軒でした。
しかし、訪問を検討している方の中には、「ランチでもかなりの予算がかかるけれど、それに見合う満足感が得られるのだろうか?」「店主の近藤さん以外の職人さんが揚げる場合、クオリティはどうなんだろう?」「名物と言われる超薄衣の食感や素材の旨味はどんな感じなのかな?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は私も、実際に足を運ぶ前は全く同じことが気になっていました。名声が高ければ高いほど、期待値が上がると同時に「もし期待外れだったら…」と慎重になってしまうものですよね。
結論から申し上げますと、その不安は一口食べた瞬間に吹き飛びました。今回、2026年4月の月曜ランチに伺い、13枚の写真を撮影しながらじっくりとその技術と味を堪能してきましたので、食べた人にしか書けないリアルな体験談として詳しくレポートします!

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
「てんぷら 近藤」の基本情報
まずは、お店の基本的な情報をご紹介します。銀座の好立地に位置し、ビルの9階にお店を構えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 天ぷら |
| エリア | 東京/銀座 |
| 住所 | 東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル 9F |
| 最寄駅 | 銀座駅 |
| 予算目安 | ¥20,000~¥29,999 |
| 訪問時期 | 2026年4月(月曜ランチ) |
| 食べログ点数 | 3.95点 |
※料金やメニュー内容、営業時間などは時期によって変更される可能性があるため、訪問前には必ず公式サイトや食べログなどで最新情報をご確認ください。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
【体験レポ】職人技が光る!「てんぷら 近藤」のランチを堪能
私が訪問したのは4月の月曜日のランチタイム。エレベーターで9階へ上がり、暖簾をくぐると、静けさの中に凛とした緊張感が漂う上品な空間が広がっていました。
カウンター席に案内され、この日の揚げ手を確認すると、店主の近藤さんご本人ではありませんでした。一瞬「あ、今日は近藤さんじゃないんだ」と頭をよぎりましたが、その後の職人さんの素晴らしい手さばきと揚げ上がった天ぷらのクオリティを目にして、そんな小さな不安は一瞬で吹き飛ぶことになります。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
1. 驚異的な「超薄衣」が生み出す、圧倒的な素材感
「てんぷら 近藤」の天ぷらを語る上で欠かせないのが、素材が透けて見えそうなほど極限まで薄く纏わせた「極薄衣」です。
目の前に出される天ぷらは、一般的な天ぷらのような厚い衣の存在感がありません。まるで素材の表面に一枚の繊細なヴェールを纏わせたかのような美しさです。この薄い衣が、油の中で素材の余分な水分を絶妙な加減で飛ばしつつ、素材が持つ本来の旨味や水分をギュッと内部に閉じ込める役割を果たしています。
まさに「衣で食べさせる」のではなく「衣で素材の魅力を最大限に引き出す」という引き算の美学が徹底されているのを感じました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
2. プリッとした食感と濃厚な甘み!感動の「海老」
コースの序盤で振る舞われたのが、天ぷらの王道である「海老」です。
揚げたての海老を口に運ぶと、まず衣の儚いほどのサクッとした軽い食感が届き、その直後には海老のプリッとした力強い弾力が弾けます。火入れ加減が本当に完璧で、中心部は絶妙な甘みが引き出された最高の状態。
衣が極限まで薄いため、油っぽさや重さを一切感じることなく、海老本来の持つダイレクトな甘みと凝縮された濃厚な旨味が、口いっぱいに広がっていきました。一口目から「これが名店の実力か」と強く実感させられる逸品でした。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
3. サクッ&レアの対比が見事な「大ぶりホタテ」
続いて印象に残ったのが、見事な大きさを誇る「ホタテ」です。
箸で持ち上げると、ズッシリとした重量感があります。口に含むと、外側の薄衣のサクッとした香ばしい食感のすぐ後に、中心部のしっとりとしたレアな食感が訪れます。この「外側の香ばしさ」と「中心のレア感」のコントラストが実に絶妙なのです。
噛みしめるたびに、ホタテが持つジューシーな貝の旨味汁がジュワッと衣の中に溢れ出し、素材の新鮮さと火入れ技術の高さを思い知らされました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
4. 瑞々しさとホクホク感が溢れる「野菜」たち(アスパラガス・蓮根)
「てんぷら 近藤」といえば野菜の天ぷらの評価も非常に高く、今回楽しみにしていた要素の一つでした。この日いただいた「アスパラガス」や「蓮根」などの野菜類も、期待を遥かに超える仕上がりでした。
「アスパラガス」は、太さがありながらも根元まで柔らかく、一口噛むと瑞々しい水分がブワッと溢れ出します。高温の油で揚げられているにもかかわらず、野菜の水分が全く失われていないことに驚かされました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
また「蓮根」は、表面は薄衣でサクッと仕上がりつつ、中は驚くほどホクホク、そしてシャキシャキとした心地よい歯ごたえが残されています。どの野菜を食べても素材のポテンシャルが100%以上に引き出されており、野菜ってこんなに美味しかったんだと感動させられました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
5. 締めを飾る贅沢な「海老のかき揚げ丼」
コースの締めとして用意されたのが「海老のかき揚げ」です。今回は丼仕立てでいただきました。
かき揚げと聞くと、小柱などが使われることも多いですが、こちらのコースではぷりぷりの海老が贅沢にゴロゴロと入っています。箸を入れると、どこを削っても海老に当たるほど豪華な仕様です。
海老ならではの力強い弾力ある食感と、噛むほどに溢れる甘みが実に贅沢。そこに合わさる上品な甘辛さのタレが衣にしみ込み、ご飯との相性も抜群でした。ボリュームはかなりしっかりしていますが、お店全体で徹底されている油切れの良さのおかげで、最後まで全く重さを感じることなく、驚くほど軽やかに完食してしまいました。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
「てんぷら 近藤」の正直な感想(良かった点・気になった点)
実際に体験してみて感じた、良かった点と気になった点を正直にお伝えします。

出典:食べログ(撮影:筆者(lala75)/食べログの口コミより)
良かった点
- 揚げ手が変わっても揺るがないハイクオリティ:店主の近藤さんご本人でなくても、技術の継承と美学が徹底されており、名店の看板に偽りのない素晴らしい天ぷらを堪能できます。
- 素材の味を最大限に活かす超薄衣:極限まで薄い衣のおかげで、素材の旨味、水分、甘みが極上の状態で封じ込められています。
- 胃もたれしない軽やかさ:油切れが徹底されているため、コース全体を通して食べ終えた後も驚くほど胃が軽く、上品な余韻だけが残ります。
気になった点
- ランチとしては高価格帯:予算の目安が¥20,000~¥29,999となっており、気軽に普段使いできる価格ではありません。特別な日の利用や自分へのご褒美向けです。
- 近藤さん指名にこだわりたい方の懸念:予約の日時やタイミングによっては、店主の近藤さん以外の職人さんが揚げるカウンターになる場合があります。「絶対に近藤さんご本人の揚げた天ぷらしか食べたくない」という強いこだわりがある方は、事前に確認や考慮が必要です。
これから「てんぷら 近藤」へ行く人へのアドバイス
「てんぷら 近藤」は食べログ3.95点という高評価を獲得している全国屈指の人気店です。訪問を検討されている方は、以下のポイントを押さえておくことをおすすめします。
- 予約は計画的に早めに行う:非常に人気が高いため、希望の日程が決まったらできるだけ早く予約を入れるのが鉄則です。特に土日やランチタイムは埋まりやすい傾向にあります。
- 体調を整えて素材の味を極限まで楽しむ:繊細な薄衣と素材の旨味をじっくり味わうためにも、当日は万全の体調で伺うのがおすすめです。
- 最新情報のチェックを忘れずに:コース内容や営業体制、料金体系などは変更される場合があるため、訪問前には必ず公式サイトや食べログの最新情報をご確認ください。
まとめ:名店の手腕を心から実感!また通いたい至高の一軒
訪問前は「揚げ手がお弟子さんだったらどうだろう」「高い予算に見合うかな」と期待と不安が入り混じっていましたが、終わってみれば「本当に行って良かった」と心から思える素晴らしいランチ体験となりました。
極限まで薄く纏わせた衣で素材の旨味と瑞々しさを閉じ込める技法は、まさに「てんぷら 近藤」ならではの真髄です。揚げ手が変わってもその徹底された引き算の美学は脈々と受け継がれており、最高峰の天ぷら体験を味わうことができました。
銀座で「本当に美味しい、素材が主役の軽やかな天ぷら」を味わいたい方には、間違いなく自信を持っておすすめできる名店です。私自身も、季節を変えてぜひまた再訪したいと思っています。
お店の最新情報と出典
てんぷら 近藤の営業時間・定休日・メニュー・料金は変更されることがあります。訪問前に必ず食べログの店舗ページや公式サイトで最新の情報をご確認ください。本記事は筆者が実際に訪れたときの感想であり、感じ方には個人差があります。
- 店舗情報の出典:てんぷら 近藤 – 食べログ
- 写真・口コミの出典:筆者本人が投稿した食べログの口コミ(lala75)
- 地図の出典:Google マップ
